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ブログサービスの価値

Blog(ブログ)サービスが一般に浸透する中、Blogが提供している価値についてレポートする。
Blogにもっとも関連深いものの1つにWeb広告があるが、特にGoogleAdsenseのようなキーワード広告の有効性について検討しながら見ていく。

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Blogの利用者の増大
Blogサービスは登場してから飛躍的にその利用者が大幅に増加し、1つのメディアとしての地位を確立しつつあるが、このことによるインターネット産業への影響や、新たなサービスの可能性が広がってきている。
Blogは基本的にはテキストベースのサービスであるが、写真や画像などを挿入して作成されるケースが多い。テキストのみで提供される情報は、活字離れが騒がれる日本においては、敬遠されがちかもしれないが、Blogのような日記の場合は、適度な長さである限りそれほど意識することもない。たとえば、音楽の詞を読むのが億劫だと思うような人でない限りはすんなり読めるのではないかと思われる。

Blogが一般に多く利用されるようになった要因の1つはその簡易さにあるといえよう。標準的なHTMLファイルを自ら作成するのはある程度の知識を要するため、Blogのようなテキストを流し込むだけである程度のHTMLが完成されるサービスは初心者には非常に有効であろう。また、中級者以上にあっても、その管理の容易さとコメントやトラックバックなどの機能が有効に働くことから利用されている面もあると思われる。

特にBlogサービスで特徴的なのはトラックバックである。「トラバ」と略されることもあるようだが、トラックバックは関連する記事を簡単にリンクすることができる機能である。コメント機能は掲示板などと同様に返信がつけられる機能であり、読者が記事にコメントをつけることができる。

インターネットがほぼ一般化した昨今は特に情報の双方向性が意識されるようになってきているが、こうした総合的な機能が容易に利用できることが大きな要因であるといえよう。

他にもBlogサービスと似たサービスとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)のようなサービスがあるが、SNSの場合、Blog以上の機能が多く存在する。「Mixi」(提供:株式会社ミクシィ)ではその利用者が100万人を突破している。Blogのような「日記」サイトの利用者という意味においては相当数の利用者がいるといえる。

Blogによる変化と影響
Blogサービスが浸透する中、色々な影響が波及し始めている。特にメディアとしてのBlogが台頭しつつあり、タレントのブログや某企業の社長ブログなどは有名である。ブログが広告的な利用のされ方をするということはネガティブな問題ではないが、ブログに書き込まれる内容が影響を与えるケースが出てきている。これは、某掲示板の犯罪にあたるような書き込みに近い内容も存在していると思われる。

ところで、本書ではこうした問題ではなく、技術的、インターネットにおける影響について主に述べる。まず、ブログに関連の深いキーワードベースの広告について見てみよう。

キーワードベースの広告をブログに付加しているブログサービスは非常に多いが、広告の内容が実際は内容にあまり関連のないものが多いことがある。これは、「キーワード」をベースとしている言語処理に限界があることが主な要因ではあるが、「日記」に改まった書き方で書き込みをする人は少ない。言語処理は文法などがしっかりしていたとしても、内容を理解することは難しく、内容に即したコンテンツの付加には言語の処理の改善が必須となる。

また、検索エンジンの処理がブログに適していない現状がある。ブログはトラックバックなどでブログ同士のランキングが相乗的にあがることがあるが、ブログと一般サイトを区別することは機械的には実は簡単ではないのだが、ブログを検索している人は多くはないはずである。情報を検索する際、某掲示板やブログなどはその情報の真偽について安易に信用できないため、情報の信頼性などを考慮した検索エンジンなどが開発される必要があるかもしれない。